2022年PXG最新アイアン「0211XCOR2」登場

長年の研究開発の結果であるXCOR2は、PXGが誇る革命的なポリマーコア素材です。極めて軽量であるため、XCOR2はコアの質量を軽減する一役を担っています。この素材により、重心を下げ、クラブヘッド背面のペリメーター近くに位置させることができ、慣性モーメントとやさしさを劇的に向上させます。PXGの超極薄フェーステクノロジーとXCOR2を組み合わせることで、反発係数を増加させ、フェースのたわみを最大化し、素晴らしいボールスピードを実現しました。

このアイアンセットは理想的な精度および飛距離を出すために、番手ごとにオフセット、ブレードの長さ、バウンス角を最適化しています。理想的なオフセット量はブレードの長さによります。ブレードが長ければ、オフセットは大きくなり、ゴルファーはインパクト時にクラブヘッドをスクエアに当てやすくなります。クラブヘッドがターフに入り、地面を掘り起こすことなく芝を通り抜けていくために必要なバウンス角は、クラブの長さによります。ロフト角が小さいクラブ（4、5、6番）は、大きいクラブ（G、S、L）よりも、バウンス角が小さくなります。

パワーチャンネルテクノロジーはフェースのたわみを大きくし、上部を曲げるために、フェース内面に作られた独自のU字形状の溝です。この溝が、打ち出し角、軌道、ボールスピードを同時に高めることができるフェースの動きとエネルギーの移行をもたらします。

クラブヘッドの表面上部はフェースから離れており、ヒール部分の質量を減らし、トゥに移し替えています。これにより重心がフェース中心に近づき、高い慣性モーメント、さらなるやさしさ、素晴らしい安定感をもたらします。

このクラブフェースはHT 1770マレージング・ステンレススチールを素材とし、冷間圧延加工と析出硬化処理を組み合わせて製造されています。これにより、これまでのフォージング加工から得られるものよりも、極めて高密度なグレインストラクチャーと、強力なパフォーマンスを得ることができます。この先進的な素材と加工方法は、たった0.058インチ（約1.55mm）というゴルフクラブの中で最薄のフェースをPXGが製造できる理由のひとつです。

一瞬で心を奪われる PXG エクストリームダークアイアンは、ダイヤモンドライクカーボン（DLC）コーティングと呼ばれる高度な技術で製造されています。DLCは、グラファイトのようなカーボンベースのコーティングで、アイアンやウェッジの寿命を大幅に延ばします。他メーカーによる典型的なブラックPVDコーティングとは違い、DLCはクロームのベース層、カーボンクロームのミッド層、そして約0.003mmのハイカーボンのトップ層の3層で構成。これにより、驚異的な耐摩耗性と完璧なルックスを実現します。もちろん、ボールの飛び方を含めて、クラブのパフォーマンスに影響を及ぼすこともありません。DLCコーティングは現在燃料噴射装置や掘削機に施されており、耐摩耗性が優れていることからその他への応用も期待されています。PXGのエクストリームダークフィニッシュは、ゴルフで初めてブラックDLCコーティングテクノロジーを採用したクラブです。

GEN5アイアンは高精度ロボット研磨工程とレーザー溶接加工を経て製造されます。ロボット研磨は非常に高精度な製造工程で、すべてのクラブにおいて一貫したソールやフェースのペリメータージオメトリを保つ上で重要となります。それぞれのクラブのフェース外周にロボットレーザー溶接加工を施すことで、熱影響部を縮小し、強力で正確な取り付けが可能になります。

長いブレードはオフセットも大きいため、よりやさしく、インパクト時にフェースがスクエアに当たりやすくなります。

ソールの幅が広ければ広いほど、クラブの重心が深くなり、ダイナミックなロフト角と高い打ち出しをもたらします。ソールの幅が広くなることで、バウンス角が大きくなり、プレーがしやすくなります。それにより、ターフを掘り起こしにくくなります。

ヘッドが小さいと操作性が上がる一方で、やさしさはブレードが長くなることで高まります。