2023年最新キャロウェイ【PARADYM MAX FASTフェアウェイウッド】詳細

「PARADYM MAX FASTフェアウェイウッド」は、PARADYM Xフェアウェイウッドを、より軽くしたようなモデルと言えます。ドローバイアスを優先するために、クラウンはトライアクシャルカーボン、ソールではトウ側のみにフォージドカーボン（W#3のみ。それ以外の番手のソール部分はステンレス製で、W#9はボディ全体がステンレス製）が採用されています。ここに、ソールのフェースに近い場所に設置されたタングステン・スピードカートリッジなどの軽量化もプラス。楽に振り切れることで生まれるスイングスピードとヘッド特性の組み合わせにより、高打ち出しのストレートドローを気持ち良く打っていくことができます。もちろん軽量化には、接着型ホーゼル（全番手）も貢献しています。

フェース裏側のトウ・ヒール部には、前作よりもコンパクトになった、コウモリの羽のような形状をしているJAILBREAK BATWINGテクノロジーが搭載されました。C300マレージング鋼（W#3、W#5）使用したフォージド・フェースカップ(W#3、W#5、W#7までフェースカップ構造)を可能な限りたまわせるべく、「PARADYM MAX FASTフェアウェイウッド」用にAIが新設計したもので、驚きのボールスピードを生み出します。

AI FLASHフェースも、さらにAIに複雑な演算を行わせたことで大きく進化を果たしました。今回はドライバー同様、飛びの3要素に加え、ボール着弾地点の範囲を小さくすることも考慮した新たなアルゴリズムによって設計開発。打点などがずれても、フェースが狙ったターゲットへと飛んでいく弾道に補正します。もちろん、AIの設計はモデル別、番手別に行われています。

「PARADYM MAX FASTフェアウェイウッド」のヘッドは、PARADYM Xフェアウェイウッドと同様、PARADYMフェアウェイウッドよりもヒール側にややボリュームのある、安心感を与えてくれるフォルムとなっています。番手は、W#3（16度）、W#5（19度）、W#7（22度）、W#9（25度）の4種類で、それぞれ、一般的なものよりも、ややロフトの多い設定となっています。