この記事では2022年4月登場の
Fujikura DAYTONA SPEEDER Xシャフト
その最新情報をまとめています。ご覧ください。
Fujikura DAYTONA SPEEDER Xシャフトとは
地球上にある最高品質の素材で飛距離を追求した超高速シャフト
“今、地球上にある材料で最高に飛ぶシャフトを作る!”をコンセプトに、2019年に開発された『DAYTONA SPEEDER』シリーズ。その第2弾として登場した中元調子系モデルが、『DAYTONA SPEEDER X』だ。フルレングスに最先端カーボン素材{トレカ®M40X}を採用して爽快な弾き感を達成。また、最高弾性率を誇る「90tカーボン」もフルレングスに積層し、インパクトの強さと高いボール初速を実現した。さらに、強靭なしなり戻りを獲得するため、超低樹脂カーボンシート「RC15%プリプレグ」でカーボン繊維の比率を最大化している。これらの特長ある材料をまとめているのが、高強度、高剛性、高弾性率金属繊維の「ボロン繊維」だ。バランスの優れたボロン繊維の採用により、飛距離性能と振りやすさ、再現性、安定感を高次元で融合することに成功している。
超低樹脂カーボンシート「RC15%プリプレグ」
カーボン繊維の比率を最大化することで、より強靭なしなり戻りを実現の達成。
T1100Gを超えた東レの最先端カーボン繊維「“トレカ®”M40X」
最先端カーボン繊維「“トレカ®”M40X」をフルレングス積層することで、これまでにない弾き感を生み出すことに成功。
超高弾性カーボン繊維「90tカーボン」
最高弾性率カーボンをフルレングス積層することでインパクトの強さと高いボール初速を実現。
高強度・高剛性・高弾性率金属繊維「ボロン繊維」
強度・剛性・弾性率に優れたボロン繊維が、ピーキーな特性に再現性・安定感を両立し、超高速シャフトの誕生。
試打インプレッション
初代モデルとの違いは?
かつて、初代『DAYTONA SPEEDER』を使用していた堀尾研仁氏が、初代とNEWモデル『DAYTONA SPEEDER X』を打ち比べ。初代の印象について、「ラクにヘッドが走り、ボールをつかまえ、上げてくれるモデル。ゆったりスイングする人に合う」と語った堀尾氏。
一方の『DAYTONA SPEEDER X』は、「走り感はあるけど、粘り感があって走りすぎない。インパクトで球を押すフィーリングがあり、叩きにいってもスピン量が増えすぎずに球が吹けない」とコメントしてくれた。「『DAYTONA SPEEDER X』は、シャフトのしなりを感じながらオートマチックに飛ばしたい人にも、しっかり振りたい人、球筋をコントロールしたい人にもマッチします。それに、粘り感がある挙動だから、慣性モーメントが大きい最新大型ヘッドとの相性も良いでしょう」(堀尾氏)
軽量シャフトDAYTONASPEEDER LSとの違いは?
初代の飛距離性能を踏襲し、軽量化した『DAYTONA SPEEDER LS』と最新『DAYTONA SPEEDER X』の2モデルを試打したのはティーチングプロの勝又優美氏だ。「シャフトが大きくしなって仕事してくれるから、パワーがなくてもラクに振れる」と『LS』を評価した勝又だが、最新モデルにはどんな印象を持ったのか。
「リストを使ってヘッドを走らせても、体のターンで振っても、球がつかまりすぎずに左のミスを最小限に抑えながら飛ばせるのが魅力」と、どんなスイングタイプにも対応する挙動だと解説。また、手元側のしなり感について、「少ししなってくれるから女性にもタイミングがとりやすいはず。気持ちよく切り返せます」と語った。重量やフレックスを合わせれば、さらなる飛距離を求める女性ゴルファーにもハマるモデルのようだ。
撮影協力:TrackMan Japan
スペック
モデル | FLEX | 製品長 (inch) |
重量 (g) |
トルク (deg) |
TIP径 (mm) |
BUTT径 (mm) |
調子 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DAYTONA SPEEDER X |
R2 | 47.0 | 45.5 | 4.6 | 8.50 | 14.85 | 中元 |
R | 50.0 | 3.9 | 15.05 | ||||
SR | 55.0 | 3.3 | 15.15 | ||||
S | 60.5 | 2.8 | 15.30 | ||||
X | 65.0 | 2.6 | 15.45 |
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